耕運機の歴史

国内では、1930年ごろにセイレイ工業が開発したものが国内初の耕運機とされています


 耕運機はロータリーとも呼ばれている農業機械です。日本で耕運機が普及し始めたのは1920年ごろからです。初めは、アメリカ製のものやスイス製のものなどが多数を占めていました。国内では、1930年ごろにセイレイ工業が開発したものが国内初の耕運機とされています。
 日本国内において、本格的に耕運機が普及し始めたのは、戦後になります。1950年頃、アメリカ製のメリーティラーは、耕転作業と簡易トレーラーとして運搬作業もできるとあって、爆発的に普及しました。1967年には、300万台以上普及し、急激な増加率を示しました。しかし、その後、農業の衰退とともに、耕運機の普及率も減少していきました。
 現在、耕運機はタイ、インド、台湾などで製造され、多くが海外へ輸出されています。主に耕運機を製造していた国内メーカーは、その生産主流をトラクターへと変換し、輸出も積極的に行っています。
 各農機メーカーでは、近年の家庭菜園ブームに目をつけ、小型化、軽量化されたコンパクトな耕運機が多く出回るようになりました。このようなコンパクトな耕運機は、趣味程度ならば、その能力を発揮することができますが、本格的な農作業には不向きです。